2021/05/08

御自宅にて三十三回忌の御法事でした

 長徳寺の総代長嘉山様の御法事でした。お父様の三十三回忌です。お話を伺いますと、御法事を節目とされて、お仏壇を新調されたり、お写真を作り直されたりされていらっしゃいます。


嘉山様のご主人様は色々なご趣味がございますが、山登りが大好きで沢山のお話を聞かせて下さいます。登山の道のりは険しさや淡々と歩き続けることもあるかと思いますが、そんなときに、人生の大切なことについて考えられるのかもしれません。

三十三回忌をよくお勤めになられましたが、後ろを振り返れば「ずいぶん経ったね〜」となりますが、未来を見据えると、若返る人間はいませんから、仏様の世界に近づいているともいえます。嘉山様はまだまだお若いですが、お年を召した方が三十年を超える御法事をことさら大切になさるのは、お待ち設けてくださる、仏様とお浄土の確かなることに、ご家族やご親族が手を合わせることによって、ご自身の老いや病、死に対しての安心を求めていらっしゃるような気がします。


【お役立ち情報】

嘉山様のお宅には、お父様の御法事を機縁にして新調された、京都・若林仏具製作所の金仏壇が納められています。浄土真宗の正式である金仏壇にご興味のある方は、築地本願寺に支店がございます。長徳寺の本堂内陣を施行された仏具店です。

長徳寺では、本堂はもちろんのこと、ご自宅にも住職がお伺いして御法事をお勤め致します。御檀家でなくても何も変わりなくお参り致します。お布施金額の定めはございませんので、是非とも、大切な御仏縁にお経を聞かせていただき、ご一緒にお念仏したいと思います。寺のあるべき勤め、国からいただいている宗教法人格の使命として、収益を旨とせず、仏法を皆様にご負担なくお取り次ぎすることを大切にしています。

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